【2026年最新】英検®準1級 要約問題 対策ガイド
3ステップで安定してよい答案を書く方法・テンプレート・練習法
公開日:2026.09.25
最終更新日:2026.09.25
※ 英検®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。「AI添削」について公益財団法人 日本英語検定協会による如何なる監修も指導も受けておらず、採点の品質について同協会から認められたものでは一切ございません。
はじめに
英検®準1級の要約問題は、「要点を抽出→パラフレーズ→つなぎ言葉でつなぐ」の3ステップで、安定してよい答案が書ける問題です。
この記事では、要約問題の出題形式・基本ルール・評価の観点から、ステップバイステップの実演、どんなテーマにも使えるテンプレート、AI添削を活用した練習法までを解説します。
この記事でわかること
- 英検®準1級 要約問題の出題形式と基本ルール
- 安定してよい答案が書ける3ステップ
- 例題を使ったステップバイステップの実演
- どんなテーマにも使えるテンプレートとフレーズ集
- 要約で使えるパラフレーズ表現集
3ステップの型を身につけて、ライティングの得点力を高めていきましょう。
英検®準1級ライティング全体の対策を知りたい方は、「【2026年最新】英検®準1級 ライティング対策ガイド」もあわせてご覧ください。
1. 英検®準1級の要約問題とは?出題形式と基本ルール
英検®準1級の要約問題は、2024年度のリニューアルで新設された問題です。約200語の英文を読み、60〜70語で要約します。意見論述と合わせて、ライティング全体で一次試験の約1/3のスコア(CSE750点分)を占める重要なパートです。
まず、出題形式を押さえておきましょう。
出題形式のポイント
- 語数:60〜70語
(2025年度から「目安」ではなく「指定」に変更されています。必ずこの範囲に収めましょう) - 原文の構成:3段落
基本的に 3段落 で構成されている - 評価の観点:内容・構成・語彙・文法の 4観点、各4点の計16点満点
- 時間配分:要約問題に個別の制限時間は設けられていません。リーディング・ライティングテスト全体の90分の中で、バランスよく時間を配分しましょう
1-1. 採点に関する4つの観点とは?
英検®準1級の要約問題は、英検®公式サイトで公開されている情報をもとに、「内容」「構成」「語彙」「文法」の4観点で各4点、計16点満点で評価されます。
表:採点に関する4つの観点
| 観点 | ポイント |
|---|---|
| 内容(Content) | 原文の要点を過不足なく含んでいるか。各段落の核心部分を必ず盛り込む |
| 構成(Organization) | 論理的なつながりがあるか。つなぎ言葉(ディスコースマーカー)を適切に使う |
| 語彙(Vocabulary) | 語彙を正確に使えているか。制限語数内で要点を簡潔にまとめるために、適切な語彙選択が求められる |
| 文法(Grammar) | 文法的に正確か。無理に難しい構文を使わず、確実に使いこなせる表現を選ぶ |
重要なのは「内容」と「構成」が土台になるということです。ここが不十分だと、何を伝えたい文章なのかがわからなくなってしまいます。語彙と文法は、難しい表現に無理に挑戦するよりも、確実に使える表現で伝えることが大切です。
(出典:公益財団法人 日本英語検定協会「ライティングテストの採点に関する観点および注意点」)
1-2. 絶対守るべき基本ルール
要約問題で高い評価を得るために、最低限押さえておきたいルールがあります。
1語数は60〜70語に必ず収める
2025年度から、語数は「目安(suggested length)」ではなく「指定(Summarize it between 60 and 70 words)」に変わっています。この範囲を守ることが前提です。
2原文の表現をそのまま使わない
原文の表現をそのまま写すだけでは、制限語数の中で要点を簡潔にまとめることが難しくなります。要点をうまくつないで簡潔にまとめるために、自分の言葉で言い換える(パラフレーズする)ことが必要です。
3自分の意見や感想は書かない
要約は、原文の筆者が述べていることを客観的にまとめる問題です。「I think…」「In my opinion…」のような主観的な表現は入れません。意見論述との違いを意識しましょう。
2. 英検®準1級の要約問題はどう解く? 3ステップで解く方法
要約問題は「①段落ごとに要点を抽出する → ②自分の言葉で言い換える(パラフレーズ) → ③つなぎ言葉でつないで仕上げる」の3ステップで解きます。この手順を身につければ、テーマが変わっても安定した要約が書けるようになります。
英検®準1級要約問題 ステップ1
段落ごとに要点(トピックセンテンス)を抽出する
まず各段落の冒頭1〜2文に注目してください。ここに トピックセンテンス(その段落で最も伝えたいこと) が置かれていることがほとんどです。
要約に残すのはこのトピックセンテンスの内容だけ。具体例、数値データ、固有名詞は「具体→抽象」に変換して圧縮するか、思い切って削りましょう。
POINT課題文の3段落構成を押さえよう
準1級の課題文は3段落構成が基本です。よくあるパターンは「テーマの導入 → ある立場とその根拠 → 別の立場とその根拠」という流れです。
英検®準1級要約問題 ステップ2
パラフレーズ(言い換え)で自分の言葉に変換する
パラフレーズ(言い換え) とは、原文の意味を変えずに、別の表現で書き直すことです。制限語数の中で要点を簡潔にまとめるために、パラフレーズの技術が役立ちます。
まず、各段落の要点を1文にまとめることを意識してください。1段落に複数の情報があっても、最も重要なポイントを選び取り、1文に凝縮するのが要約の基本です。
そのうえで、代表的なパラフレーズのテクニックを紹介します。
1テクニック1:同義語への置き換え
表:同義語への置き換え例
| 原文 | パラフレーズ例 |
|---|---|
| reduce | decrease / cut down on / lower |
| important | significant / essential / crucial |
| help | assist / support / contribute to |
| cause problems | lead to difficulties / create challenges |
2テクニック2:具体語→抽象語への変換
表:具体語から抽象語への変換例
| 原文(具体的な表現) | パラフレーズ(抽象的な表現) |
|---|---|
| cars, buses, and trains | vehicles / forms of transportation |
| Tokyo, Osaka, and Nagoya | major cities |
| 30% of all food | a significant portion of food |
3テクニック3:文構造の変換
表:文構造の変換例
| 変換パターン | 原文 | パラフレーズ |
|---|---|---|
| 能動態⇔受動態 | The government introduced a new policy. | A new policy was introduced. |
| 節→句に短縮 | because it is expensive / although it has advantages | due to the high cost / despite its advantages |
準1級では CEFR B2レベルの語彙(significant, contribute, consequence, implement など)を使えると、語彙の観点で高い評価につながりやすくなります。ただし、使い慣れていない表現を無理に入れるよりも、確実に使える語彙で正確に言い換えることが大切です。
英検®準1級要約問題 ステップ3
ディスコースマーカーでつないで仕上げる
つなぎ言葉(ディスコースマーカー) とは、文と文の論理的な関係(順接・逆接・追加・結論など)を示す接続表現のことです。
要約問題では、第2文と第3文の間に逆接の接続詞(However, On the other hand 等)を使う場面がほとんどです。まずはこの1語を確実に使いこなしましょう。
表:よく使うディスコースマーカー
| 用途 | 表現例 | 使用場面 |
|---|---|---|
| 対比・逆接 | However, / On the other hand, | 第2段落→第3段落のつなぎに最頻出 |
| 追加 | In addition, / Moreover, / Also, | 同じ方向の情報を追加するとき |
| 結果 | As a result, / Therefore, / Consequently, | 原因→結果の関係を示すとき |
実演
例題で3ステップを実践してみよう
ここでは、オリジナルの例題を使って3ステップを実演します。「読んでわかる」から「実際に書ける」に変わるために、各ステップの思考プロセスを追体験してみてください。
【原文(例題)】
In recent years, food waste has become a major concern worldwide. According to international organizations, approximately one-third of all food produced for human consumption is lost or wasted every year. This amounts to roughly 1.3 billion tons of food annually. As awareness of this issue grows, many countries have started to introduce policies and programs aimed at reducing the amount of food that is thrown away.
Supporters of these efforts argue that reducing food waste can bring significant environmental benefits. When food is discarded and ends up in landfills, it decomposes and produces methane, which is a powerful greenhouse gas that contributes to climate change. By cutting down on food waste, societies can lower their overall carbon emissions and make better use of the water, land, and energy that go into food production. Some researchers estimate that addressing food waste could reduce global greenhouse gas emissions by up to eight percent.
However, critics point out that tackling the food waste problem is far from simple. Many consumers find it difficult to change long-established shopping and cooking habits, even when they understand the environmental consequences. In addition, businesses such as restaurants and supermarkets may be reluctant to adopt new practices because of the financial costs involved in restructuring their supply chains and operations.
1ステップ1:各段落の要点を抽出
各段落の要点
- 第1段落 → 食品ロスが世界的な課題になっている
- 第2段落 → 食品ロスを減らせば環境面でメリットがある(メタン削減、温室効果ガス排出量の低減、資源の効率的利用)
- 第3段落 → 解決は簡単ではない(消費者の習慣変更が難しい、企業のコスト負担)
具体的な数値(one-third)や固有名詞は抽象化して削ります。
2ステップ2:各段落を1文にまとめ、パラフレーズする
- 第1文:Food waste has become a worldwide problem, and many countries are now introducing measures to address it.
- 第2文:Proponents argue that reducing food waste offers major environmental advantages, as it can decrease greenhouse gas emissions and lead to more efficient use of natural resources.
- 第3文:However, critics contend that changing consumer habits and covering the costs of new business practices make this a difficult challenge to overcome.
3ステップ3:つなぎ言葉で接続し、語数を調整して完成
Food waste has become a worldwide problem, and many countries are now introducing measures to address it. Proponents argue that reducing food waste offers major environmental advantages, as it can decrease greenhouse gas emissions and lead to more efficient use of natural resources. However, critics contend that changing consumer habits and covering the costs of new business practices make this a difficult challenge to overcome. (65 words)
語数が65語で範囲内ですが、第1文に “In recent years,” を追加してより自然な導入にします。
【完成版】
In recent years, food waste has become a worldwide problem, and many countries are now introducing measures to address it. Proponents argue that reducing food waste offers major environmental advantages, as it can decrease greenhouse gas emissions and lead to more efficient use of natural resources. However, critics contend that changing consumer habits and covering the costs of new business practices make this a difficult challenge to overcome. (68 words)
ポイントは、すべての表現をパラフレーズする必要はないということです。核心部分を自然に言い換えられれば十分です。具体例(methane, landfills 等)は思い切って削り、各段落の要点だけを1文に圧縮しているのがわかるでしょう。
実際にやってみよう
UGUIS.AIで書いた英作文を添削してみよう
最初から上の完成例のように書ける人は多くありません。下の画面は、ミスを含んだ答案をUGUIS.AI(ウグイス エーアイ)で添削した例です。スペルや文法の誤り、不足している要素まで具体的に指摘されます。

書いた要約は、その場で4観点で評価。スペルや文法の誤り、不足している要素まで具体的に指摘されます。
この3ステップ、英検®の問題形式に準拠した実践問題で試してみましょう。書いた瞬間に4観点で採点されます。
3. 準1級要約のテンプレートと使えるフレーズ
実演で見たように、3文構成のテンプレートに沿って書けば、構成の評価を安定させながら語数もコントロールできます。ここであらためて、テンプレートの型を整理しておきましょう。
3-1. 基本テンプレート(3文構成)
要約は原文の3段落に対応する3文で構成します。語数配分の目安は各文約20語、合計60語前後です。
3文テンプレートの語数配分
- 第1文(テーマ):原文の第1段落のテーマを1文で表現(約20語)
- 第2文(立場A):原文の第2段落の要点を1文で表現(約20語)
- 第3文(立場B):However, で始め、第3段落の要点を1文で表現(約20語)

3-2. テンプレートで使える接続詞・フレーズ集
表:構成別フレーズ
| 構成 | 準1級で使いたいフレーズ |
|---|---|
| テーマの導入(第1文) | The article discusses… / According to the article, … |
| 立場Aの要約(第2文) | Supporters of this idea argue that… / Some believe that… |
| 立場Bの要約(第3文) | Others point out that… / Critics argue that… |
表:接続詞・つなぎ表現
| 用途 | 表現例 |
|---|---|
| 対比・逆接 | However, / On the other hand, / Nevertheless, |
| 追加 | Furthermore, / In addition, / Moreover, |
| 結果・結論 | This has led to… / As a result, / Consequently, |
POINTテンプレートは合理的な方法
テンプレートは手抜きではなく、読みやすい文章を書くための合理的な方法です。基本形を覚えれば、構成が崩れません。自己流のアレンジは上級者になってからで十分です。
4. 要約問題でやりがちな失敗と対策
準1級の受験者でも陥りやすい失敗パターンがあります。事前に知っておくだけで本番でのミスを減らせます。
表:よくある失敗パターンと対策
| 失敗パターン | なぜ評価が伸びにくいのか | 対策 |
|---|---|---|
| 原文の表現をそのまま使ってしまう (パラフレーズ不足) |
語彙の観点で評価が伸びにくい。要約としての不自然さにもつながる | キーワード1〜2語を同義語に置き換えることから始める。文構造の変換(能動態⇔受動態)も有効 |
| 具体例・固有名詞を そのまま残してしまう |
要約の核心を外している印象になり、内容の評価に影響しうる | 「具体→抽象」の変換を徹底する。数値は「多くの」、組織名は「専門家」等に置き換える |
| 段落の要点を取り違える (トピックセンテンスを見誤る) |
内容の評価に直結する。要約全体の方向がずれてしまう | 各段落の冒頭1〜2文に集中する。「この段落で筆者が最も言いたいことは何か?」を意識する |
| つなぎ言葉が不足し、 文同士の論理関係が不明瞭 |
構成の評価が伸びにくい。読み手にとって流れがわかりにくくなる | 第2文と第3文の間に However, を入れるだけでも大きく改善する |
5. AI添削を活用した練習法【UGUIS.AIの紹介】
要約は型を覚えた上で繰り返し書くことが上達の近道です。ただし、2024年度に新設された問題のため練習教材がまだ少なく、自己採点も難しいのが現状です。AI添削サービスを活用すると、練習量とフィードバックの質を同時に確保できます。
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UGUIS.AIユーザーの声
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- 「内容を変えないで文法だけ指摘してくれてありがたい」 ─ 自分の意図を尊重した添削が嬉しいです。
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出典:UGUIS.AI詳細ユーザー調査、2025年12月実施、n=60 ※個人の感想です

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6. 要約力の土台は「英単語力」。無料の「うぐ単」もあわせて使ってみよう
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7. よくある質問(FAQ)
英検®準1級の要約問題について、受験生からよく寄せられる疑問にお答えします。
英検®準1級の要約問題は何語で書く?
60〜70語です。2025年度からは語数が「目安」ではなく「指定」に変更されており、この範囲に確実に収める必要があります。テンプレートの語数配分(約20語×3文)を使えば、自然とこの範囲に収まります。
要約問題と意見論述、どちらを先に解くべき?
要約→意見論述の順で解く受験生が多いようです。要約はテンプレートに沿えば安定しやすいため、先に片付けて意見論述に集中するという戦略です。ただし、得意不得意には個人差があるため、模試や練習で自分に合った順番を見つけてください。
パラフレーズが思いつかないときはどうする?
完璧な言い換えでなくても大丈夫です。まずはキーワードを1〜2語だけ同義語に置き換えることから始めましょう。たとえば important → significant、reduce → decrease のような基本的な置き換えで十分です。また、文構造を変える(能動態⇔受動態、節→句に短縮)のもパラフレーズの一つです。
8. まとめ:「3ステップの型」で英検®準1級の要約問題を強みにしよう
この記事では、英検®準1級の要約問題の出題形式から3ステップの解き方、テンプレート、実演、練習法までを解説しました。
本記事のポイント振り返り
- 要約問題は2024年度新設。4観点(内容・構成・語彙・文法)で計16点満点
- 語数は60〜70語。2025年度から「指定」に変更されているため、必ず範囲内に
- 解き方は「①要点を抽出 → ②パラフレーズ → ③つなぎ言葉でつなぐ」の3ステップ
- テンプレート(3文構成、各約20語)を使えば構成と語数を安定させられる
- 「書く→添削→修正→また書く」のサイクルが上達の近道
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