サマリー情報
課題
- ・ライティング採点をALT2名が担っており、採点の工数が大きい
- ・ライティング・スピーキングの評価にばらつきが生じる
- ・添削・フィードバック機能を持つツールはあっても、点数として客観的にスコア化できるツールが見当たらない
- ・生徒一人ひとりへの丁寧なフィードバックが難しい
解決策
- ・UGUIS.AIを1年生から3年生までの全学年で導入
- ・授業内ライティングテストと週末課題の採点をUGUIS.AIに委ねる
- ・英検®合格を目指す生徒の自主学習の場として開放
- ・プレゼンテーション原稿をUGUIS.AIで添削・修正してから発表
効果
- ・ライティング採点の工数が大幅に削減され、他の指導に時間を配分
- ・公平・客観的なスコア化が実現し、生徒への説明責任を果たしやすく
- ・プレゼンテーション原稿の品質が向上し、授業のアウトプットレベルが向上
- ・CSVで学習履歴・語数・採点結果をエクスポートでき、データに基づく指導が可能に
教育目標・特長
- ・道内2校のみの「外国語に関する学科」設置校として北海道の英語教育をリード
- ・ALT2名が常駐し、国際教養科の生徒は12月にカナダへ約2週間の語学研修
- ・道内の英語教科研究発表会の当番校を毎年担当
学校について
北海道千歳高等学校のご紹介
北海道千歳高等学校は、北海道千歳市に位置する全日制3学科(国際教養科・国際流通科・普通科)および定時制(普通科)を擁する公立高校である。1946年の開校以来、地域の教育拠点として歩み続け、2026年現在も北海道を代表する高校の一つとして多くの生徒を育んでいる。
最大の特色は、道内で「外国語に関する学科」を設置する2校のうちの1校である点である。国際教養科は英語教育に特化したクラスで、ALT(外国語指導助手)を2名常駐させるなど、実践的な国際教育を推進している。

北海道千歳高等学校
国際教養科・国際流通科・普通科
お話を伺った方
英語科 大西先生
英語教育の特色について
道内2校のみの「外国語に関する学科」設置校として北海道の英語教育をリード。ALT2名が常駐し、カナダへの語学研修や英語教科研究発表の当番校を担っている。
道内2校のみの「外国語に関する学科」設置校
道内で「外国語に関する学科」を設置する2校のうちの1校である。とりわけ国際教養科は英語教育に特化したクラスで、ALT(外国語指導助手)を2名常駐させるほか、2年次には台湾への修学旅行、国際教養科の生徒は12月にカナダへ約2週間の語学研修を実施するなど、実践的な国際教育を推進している。
北海道の英語教育を牽引する「リード校」
北海道内の英語教育における「リード校」として、道内の英語教科研究発表会の当番校を毎年務め、道内の英語教員が集まる実践研究発表を主導している。英語科の果たす役割は特に大きく、授業改善への意欲的な取り組みが盛んである。
生徒が主体的に動く探究・ICT活用の文化
英語以外にも、生徒が主体的に活動する文化が根付いている。国際流通科のBSC(ビジネススタディクラブ)が開発した全商検定合格支援ポータルサイト『Compath(コンパス)』は広く注目を集めるなど、探究・ICT活用においても先進的な取り組みを続けている。
UGUIS.AIの活用について
導入の背景と課題
大西先生が千歳高校に着任して約4年。授業を振り返る中で、ライティング・スピーキングの評価にばらつきが生じていることが長年の課題だった。授業ではコミュニケーション英語でのインプットと、論理表現でのアウトプットを分けていたが、ライティング採点はALT2名が担当しており、採点の工数が大きく、一人ひとりへの丁寧なフィードバックも難しい状況だった。
また、生徒は「評価」に直結する取り組みに強く動機づけられる。そのため先生が目指していたのは、公平で客観的なスコアが出せる仕組みだった。市場のツールを探したものの、ライティングの「添削・フィードバック」機能はあっても、点数として客観的にスコア化してくれるツールはほとんど見当たらなかった。
先生の声
ライティングの論理的な表現力を自分たちで高めていける方法を探していました。
導入の決め手
大西先生がインターネットで「ライティング AI 評価 自動採点」と検索したところ、UGUIS.AIがヒット。コンタクトを取ったところ弊社担当者から迅速にレスポンスがあり、提案の機会をいただいた。他ツールと比較検討した結果、UGUIS.AIを選んだ最大の決め手は「スコア化(点数化)ができること」だった。
先生の声
いろいろ探したんですが、採点・スコア化してくれるものはほとんどなかった。添削とフィードバックはあっても、点数が出るものがなかった。UGUIS.AIが唯一に近い選択肢でした。
また、「売上だけでなく、本当に役立ちたい」という担当者の姿勢も、導入の後押しになったと先生は振り返る。
授業での活用方法:3つの活用シーン
授業内ライティングテスト・英検®対策の自主学習・プレゼンテーション原稿のブラッシュアップ。3つの軸で全学年に展開している。
同校では1年生から3年生まで全学年でUGUIS.AIを導入している(各学年の英語担当教員が個別に採用を決定)。活用シーンは大きく3つに分かれる。
授業内ライティングトレーニング・評価
論理表現の授業では「ライティングテストをするよ」と事前に予告し、生徒が自主的にUGUIS.AIで英検®レベルの問題を練習してくる。教員が一人ひとり採点する手間が省け、他の指導に時間を充てられるようになった。また週末課題として英作文を出し、UGUIS.AIが採点する仕組みも取り入れている。
英検®対策の自主学習
英検®合格を目指す生徒が、自分のペースで繰り返しライティング練習を行えるようになった。「やる気のある生徒にとって、自立して力をつけられる場所になっている」と大西先生は話す。
プレゼンテーション原稿のブラッシュアップ
論理表現では月に1回プレゼンテーションテストを実施している。以前は生徒が一人ひとり原稿を持ち込んでもチェックが追いつかず、ブロークンな英語のプレゼンが続くこともあった。2026年度からはUGUIS.AIで原稿を添削・修正してからペアワークで発表する形式を採り入れ、発表の質が大きく向上した。
また「北海道の良いところを英語で表現しよう」といったお題でまず自分で文を作り、UGUIS.AIで添削した後にペアワークで発表するという、インプット→添削→アウトプットの学習サイクルも試みている。
導入後の効果
採点工数が大幅に削減され、他の指導に時間を充てられるように。公平なスコア化が実現し、生徒の自立学習とプレゼンの質が向上した。
UGUIS.AIの導入を通じて、次のような効果が生まれている。
ライティング採点の工数が大幅に削減
ALT2名が担っていたライティング採点の工数が大幅に削減され、教員が他の指導に時間を充てられるようになった。
公平・客観的なスコア化が実現
点数として客観的にスコア化できるようになり、生徒への説明責任を果たしやすくなった。評価のばらつきという長年の課題の解消につながっている。
プレゼンテーションの質が向上
プレゼンテーション原稿の品質が向上し、授業のアウトプットレベルが上がった。原稿を添削・修正してからペアワークで発表する流れが定着している。
全学年への展開と生徒の自立学習
1年生から3年生までの全学年への展開が実現し、学校全体でライティング指導の底上げが進んでいる。英検®を目指す生徒が自立して繰り返しライティング練習できる環境が整った。
データに基づく指導が可能に
CSVで学習履歴・語数・採点結果をエクスポートでき、客観的な評価の材料として活用できるようになった。
先生の声
論理表現で前から抱えていたライティング評価の手間が解決できて、他のところに時間を取ることができるようになっていると感じています。
今後の活用展開・展望
対話型の授業設計への組み込みと、音読評価も含めたプラットフォームへの集約を見据えている。
対話的な授業への組み込み
「グループでブレインストーミングして英文を作り、UGUIS.AIで添削・改善し、自分たちとAIの表現の違いを深く学ぶ」という対話型の授業設計を検討している。2026年9月には先進事例の視察を予定しており、そこから得たヒントを授業に取り入れていきたいという。
音読評価機能への期待
現在、音読採点には他社ツールを利用しているが、「UGUIS.AIに音読評価機能が加われば、一つのプラットフォームに集約できる」と大西先生は期待を寄せる。プレゼンの原稿をブラッシュアップした後、同じシステムで音読の質まで評価できるようになることが理想だという。
学習データの継続的な分析
CSVエクスポートが可能になったことで、語数の変化や項目別スコアの推移をデータで把握できるようになった。今後は蓄積されたデータを基に、個別の学力向上を可視化し、一層きめ細かな指導につなげていく方針である。
先生の声
音読機能がまとまってくると、もうUGUIS.AI一本で絞れるので、それはすごくありがたい。
学校基本情報
| 学校名 | 北海道千歳高等学校 |
| 所在地 | 北海道千歳市 |
| 設置学科 | 全日制:国際教養科・国際流通科・普通科 / 定時制:普通科 |
| 創立 | 1946年 |
| 特徴 | 道内2校のみの「外国語に関する学科」設置校、北海道英語教育のリード校 |
| UGUIS.AI活用対象 | 1年生〜3年生 全学年(各学年の英語担当教員が個別に採用を決定) |



