サマリー情報
課題
手動添削の工数が多く先生の負担が大きい。演習数を十分に設定できない。ChatGPTなどを使う学生への進捗管理ができない。
解決策
UGUIS.AIの導入により、AI添削・採点・進捗管理を一元化。先生は高度な指導に集中できる体制を構築。
効果
英検®準2級プラス合格率 50%→91%。英検®2級合格率 50%→100%。先生の添削負担75%削減。94%の学習者が伸びを実感。
教育目標・特長
国際観光・サービス分野の人材育成を行う専門学校。実践的な語学教育に力を入れ、英語コミュニケーション力を重視。現場連携や資格取得に強い。
学校について
サマリー
「観光・サービス業界で即戦力となるプロフェッショナルを育成すること」を掲げ、航空、ホテル、ブライダル、国際ビジネスなどの分野に特化した実践教育を展開してきたIRC。1994年の創立以来、専門学校としての確かな実績を持ち、企業との連携やインターンシップを通じて、現場感覚を養う「職業実践専門課程」の教育を行ってきたことが強みだ。
また、外語ビジネス科ではTOEICや実用英語技能検定を含む語学教育に力を入れており、国際的なキャリアや海外研修・留学の機会を通じて、グローバルに通用する語学力と実践力を培える環境が整っている。
加えて航空・空港関連、ホテル、ブライダルといった観光サービス業界に向けた専門カリキュラムを備えており、卒業後には業界の即戦力として活躍できるよう、資格取得や実践研修を通じたサポート体制も充実している。
KBCリゾート・エアライン&ブライダル専門学校様の英語教育ならびにUGUISの活用状況についてお話しを伺った。
お話を伺った方
新里玲子様、川添樹子様、ノービス美鈴様
貴校における英語教育の特色について教えてください。
授業の50%が英語。現場を知るプロの指導と最先端AIで、憧れの業界へ直結する「使える英語力」を。
本校のエアライン科・外語ビジネス科では、カリキュラムの約半分にあたる週12時間を英語学習に充てています。単なる資格取得にとどまらず、現場で求められる「実践力」を養うための独自の教育システムがあります。
初心者から上級者まで。徹底した「レベル別・少人数クラス」
入学時にアンケートとテストを実施し、一人ひとりの習熟度に合わせたクラス編成を行います。英検®3級レベルからのスタートでも、準2級、準2級プラス、2級、そしてTOEICへと無理なくステップアップが可能。履歴書に自信を持って書ける「英語力の見える化」を実現し、就職活動を有利に進めます。
憧れの先輩が先生。「現場のリアル」を学ぶ
教壇に立つのは、元キャビンアテンダントやグランドスタッフなど、第一線で活躍してきたプロフェッショナルたち。教科書だけでは学べない現場のリアルな英語や立ち居振る舞いを、経験談を交えて直接指導します。企業連携によるインターンシップや特別講義も充実しており、在学中から業界の空気に触れることができます。
合格率91%の実績。AI×人のハイブリッド指導
英検®準2級プラスにおいて91%という高い合格率を達成しました。その秘密は、経験豊富な講師による対面授業と、AIライティング添削ツール「UGUIS.AI」などを活用した自律学習の融合です。授業外でもAIが一人ひとりの英作文を即座に添削・指導するため、圧倒的な演習量を確保でき、着実に実力を伸ばせます。
具体的にどのようなカリキュラムに取り組んでいるのでしょうか
授業構成の黄金比率(週12時間の内訳)
圧倒的な演習量を確保するため、以下のような時間配分で授業を行っています。
資格対策・総合英語
英検®およびTOEIC対策を中心としたメイン授業です。
特に「ライティング(英作文)」と「リスニング」を重点強化。AI添削ツール「Uguis」を宿題や演習に導入し、自分が書いた英文へのフィードバックを即座に受け取ることで、合格に必要な記述力を効率的に磨きます。
英文法
英語の基礎体力を養うための専門講義です。
「なんとなく」の理解を排除し、中学レベルの復習から応用まで、学生のレベルに合わせて文法構造を論理的に理解します。
英会話
学んだ英語を「使う」ためのアウトプット授業です。
教室での対面授業に加え、提携校(フィリピン)とのオンラインレッスンも導入。ネイティブ講師や外国人講師と実際に話す経験を通じて、現場で通用するコミュニケーション度胸をつけます。
入学から卒業までの「ステップアップ」
入学時の英語力は問いません。アンケートとレベルチェックテストの結果に基づき、一人ひとりの現在地に合わせたクラスからスタートし、段階的に目標をクリアしていきます。
入学時:現状把握とクラス分け
英検®3級レベルからのスタートも可能。「英語は好きだけど自信がない」という学生も、基礎クラスから安心して始められます。
1年次前期〜:英検®準2級・2級 取得
まずは履歴書に書ける「英検®2級」の取得を目指します。AIによる反復演習と講師の指導で、合格に必要な語彙・表現を徹底的にインプットします。
1年次後期〜:TOEIC® 対策へ移行
英検®2級を取得した学生から、順次TOEIC対策クラスへ移行。ビジネスシーンで求められる英語力へとシフトチェンジします。
卒業時:エアライン業界基準の達成
CAコース:英検®2級以上 / TOEIC 600点以上 グランドスタッフコース:英検®準2級〜2級以上。それぞれの志望職種で求められるスコアをクリアし、自信を持って就職活動に挑みます。

UGUISの活用について
現在、UGUISをどのように活用されているのでしょうか。
授業は「インプット」、家ではUGUISで「アウトプット」。確実な合格力を養う『反転学習』の実践。
本校でのUGUIS導入は、リリース直後に本校の教員が実際に試用し、「これは学生の力になる」と確信して採用を働きかけたことから始まりました。現在は英検®3級〜2級までの4つのレベル別クラス(各30名程度)において、主に「宿題・自主学習教材」として活用しています。
「1日1問」の習慣化と、担任による伴走
授業時間はポイント解説や文法理解などのインプットに集中し、アウトプット(演習)はUGUISを使って自宅で行うスタイルを確立しています。
ルールは「1日1問」
要約問題や意見論述問題など、毎日必ず1問に取り組むよう指導しています。
データに基づく指導
管理画面を見れば「誰がやっていないか」が一目瞭然です。未実施の学生に対しては、英語科の教員だけでなく担任の先生からも個別に声がけを行うことで、クラス全体での取り組み率を維持し、学習習慣を定着させました。
教材不足の「準2級プラス」も、AIなら無限演習が可能
新設されたばかりの「準2級プラス」は、市販の対策教材がまだ少なく、十分な演習量を確保するのが難しいという課題がありました。
教材不足の解消
UGUISは新設級にも即座に対応しており、問題を無制限に生成できるため、過去問やテキストが少ない状況でも圧倒的な演習量をこなすことができました。
あえて「上の級」に挑む
準2級プラスのクラスでは、まだ設定がなかったこともあり、より難易度の高い「2級」の問題にもチャレンジさせました。AIだからこそできる柔軟なレベル設定で負荷をかけたトレーニングを行ったことが、結果として準2級プラスでの高い成果に繋がったと考えています。
UGUISを利用するメリット
演習量は5倍に。「書きまくる」経験と、データに基づく「見守り」が、確かな合格力を育む。
演習量を増やすために、一般的な生成AIなどの利用も検討した結果、本校では英語学習AIツール「Uguis」を導入しています。従来の授業や、一般的な生成AIにはできなかった「圧倒的な演習量」と「徹底した学習管理」の両立が、高い成果を生み出しています。
【演習量の革命】 添削の限界を突破。「週1問」から「週5問」へ
ライティング力向上に不可欠なのは「書いて、直される」回数です。しかし、30人クラスの学生に対し、教員が一人ひとり丁寧に添削を行うには膨大な時間が必要となり、これまでは「週に1問」を宿題にするのが限界でした。「Uguis」導入後は、AIが瞬時にレベルに合わせた採点・添削を行うため、教員の負担は限りなくゼロで演習量を従来の5倍(週5問以上)に増やすことに成功。問題を無制限に生成できるため、納得いくまで何度でも挑戦できる環境が整っています。
【質の高い指導】 一般的なAIにはできない「学習状況の見える化」
ChatGPTなどの生成AIは便利ですが、教育現場での活用には課題がありました。「学生が本当に取り組んでいるかが見えない」「プロンプト(指示出し)が難しく、適切なフィードバックが得られない」といった点です。「Uguis」は、英検®の級や習熟度に合わせた最適なフィードバックを自動で行います。さらに、管理画面を通じて「誰が・いつ・どのくらい取り組んだか」を教員がリアルタイムで把握できるため、ブラックボックス化していた家庭学習の状況が完全に可視化されました。
【教員との連携】 データがあるから、先生は「コーチ」になれる
AIに任せっきりにするわけではありません。管理画面で学習の遅れが見える生徒に対しては、担任の教員が「最近どうしたの?」「もう少しで目標達成だよ」とタイムリーに声をかけます。「AIによる客観的な評価」と「教員による温かい励まし」。この2つが噛み合うことで、クラス全体のモチベーションを維持し、挫折することなく学習を継続できるのです。
学生様の声
利用前は全くできなかったけど、利用後はめっちゃ解けた!
1文字も書けなかったのですが、英検®では無事目標の文字数に達することが出来ました
最初は3点くらいだったものが5点まで上がった
英作で使うテンプレを覚えて、最初よりスラスラと書くことができた
最初は文頭の書き方など分からないところが多かったが、解説を読んでいくうちに自分で解けるようになった
最初は低い点数から始まり、どんどん文法とかもわかっていくようになり、満点を取ることも増えて楽しくできた
伸びたと思います、特に意見論述問題は得意になったと思います

導入後の課題とその解決について
UGUIS導入後に、何か課題はありましたか。
運用ルールは日々ブラッシュアップ。4技能すべての向上を目指して。
AIツールの導入は、私たちにとっても新しい挑戦でした。実際に運用する中で見えてきた課題や、学生たちからのリアルな要望に向き合いながら、より効果的な学習スタイルへと進化を続けています。
「予測変換」OFFで、真の実力を試す
導入当初、学生が本来の語彙レベルを超えた単語を使用しているケースが見受けられました。確認したところ、スマートフォンの「予測変換機能」を使っていたことが判明しました。便利な機能ですが、学習においては「自力で単語を思い出す力」が不可欠です。そこで現在は、学習時には予測入力をオフにするよう指導を徹底。ツールに使われるのではなく、ツールを正しく使いこなすためのリテラシー教育もあわせて行っています。
初級者から上級者まで、すべての学生に最適な学びを
現在、英検®3級クラスの一部に、英語の基礎(英検®5級レベル)から学び直す必要のある学生が在籍しています。そうした学生にとっては、現在の3級レベルの課題が少し難しく感じる場面もありました。学生からは「ライティングだけでなく、リスニングや単語学習もAIでやりたい」という意欲的な声も上がっています。今後は、さらに初級向けのコンテンツや、4技能を網羅する機能拡充をUGUISチームと連携して進め、より幅広いレベルの学生に対応できる環境を整えていきます。

今後について
UGUISを今後、どのように生かしていきたいと考えていますか。
AIが可能にする「個」への最適化。基礎固めから面接対策まで、学びの死角をなくす。
ライティング対策で確かな成果を実感した今、私たちはUGUISの活用範囲をさらに広げ、学生一人ひとりの課題に深く寄り添う指導を目指しています。
授業ではカバーしきれない「英文法」の穴を埋める
学生の英語力には個人差があり、中には英検®3級取得を目指しながらも、それ以前の基礎(中学レベルの文法など)に不安を抱えている学生もいます。しかし、限られた授業時間内ですべての基礎を復習することは困難です。今後はUGUISが個々のレベルに合わせた「英文法」の補強にも力を入れてもらえることを期待しています。英検®3級より前の段階からつまずきを解消できるような学習フローを構築していきたいと考えています。
「ペアワークの限界」を超える、質の高いスピーキング練習
これまで英検®の二次試験(面接)対策は、学生同士のペアワークを中心に行ってきました。しかし、学生同士ではどうしても「正解がわからない」「恥ずかしさが勝ってしまう」といった限界があります。UGUISのスピーキング機能を導入することで、AI相手だからこそ気兼ねなく、かつ正確なフィードバックが得られる質の高い練習環境を提供できることを期待しています。
オンライン英会話とAIの「役割分担」
本校ではフィリピンの語学学校と提携したオンライン英会話も導入しており、学生たちは英語を話すこと自体への抵抗感は少なくなっています。ここにUGUISを加えることで、「日常会話の度胸試しはオンライン英会話」、「合格のための型や正確性を磨くのはAI」という明確な使い分けが可能になります。それぞれの強みを活かしたハイブリッドな指導で、合格をより確実なものにしていきます。

